2009年10月15日

草食のクモを初めて確認

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=50990647&expand

 クモは肉食であるという定説をくつがえす発見が報告された。熱帯性のハエトリグモの一種が主として植物の芽を食べることが、最新の研究で確認された。現在およそ40000種のクモが確認されているが、草食のクモが確認されたのは今回が初めてである。

草食のクモ.jpg


 1800年代の終わり頃、動物学者はこのクモをバギーラ・キプリンギ(Bagheera kiplingi)と名付けた。イギリスの作家ラドヤード・キップリングが1894年に出版した子供向け小説『ジャングル・ブック』に登場するヒョウにちなんだものである。

 アリゾナ州ツーソンにあるアリゾナ大学の生物学者で、この研究を率いたクリストファー・ミーハン氏は次のように話す。「当時、博物学者はボロボロの死体標本しか持っておらず、このクモが何を食べるか誰にもわからなかった。しかしハエトリグモがネコのような動き方をすることは知っていたので、キップリングの小説に登場するすばしこいヒョウの“バギーラ”にちなんだ名前を付けることにしたのだろう」。

 2001年から2008年にかけて、ミーハン氏の研究チームはメキシコ東南部とコスタリカ北西部の熱帯地域にあるハエトリグモの生息地で調査を続けていた。そして、アカシアの栄養豊富な芽をハエトリグモが食べているところを発見したのだ。

 アカシアはアリの住処でもあり、このアリは空洞になっているアカシアのトゲの中に住んでいる。これは古くから知られている共生の一例で、アカシアがアリに住処とエサを提供する代わりにアリがアカシアを守っているとミーハン氏は言う。

 しかし、忍び足で素早く動き回れるバギーラは、きわめて攻撃的なこのアリを避けつつトゲからトゲへと飛び移ってエサを集める術を身に付けた。時にはアリの幼虫をつまみ食いすることもあるが、食べ物の大半は植物だとミーハン氏は語る。「このように効果的な戦略で植物を獲るクモがいたとは、まったく超現実的な思いだ」。

 この研究は2009年10月12日発行の「Current Biology」誌に掲載されている。 (October 13, 2009 ナショナルジオグラフィック ニュース)




(´-`).。oO(センセーショナルな新発見ですね・・・!)
ラベル:新発見 生態
posted by まろんど at 02:35| Comment(0) | TrackBack(0) | クモ・ダニ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月14日

伊那でざざ虫、ハチの子、イナゴの「三色丼」早食い大会

http://www.shinmai.co.jp/news/20091012/KT091011FTI090001000022.htm

 「伊那名物」とされるざざ虫、ハチの子、イナゴのつくだ煮を載せた「三色丼」の早食い大会が11日、伊那商工会議所(伊那市)など主催の「伊那総合物産展示会&商工祭」で開かれた。

「三色丼」早食い大会.jpg

ざざ虫、ハチの子、イナゴの「三色丼」を手に、早食い競争のスタートを待つ参加者たち


 同商議所青年部が企画し、今年で2回目。発案者の三沢俊明さん(44)が「昆虫の方が栄養価が高い」とマイクで主張し、近くのソースかつ丼のブースを“挑発”する場面もあったが、課題は「3色と言いつつ、具の味も色もほとんど同じこと」という。

 この日は10人が挑み、高遠高校(同市)教諭の目須田威彦さん(27)が優勝。「味わわなかったのが勝因」と、微妙なコメントで分析してみせた。(10月12日 信濃毎日新聞)




(´-`).。oO(やけにノリノリな記事ですね・・・これが長野県民のサガか・・・)
ラベル:むしバトル
posted by まろんど at 09:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 虫全般・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月13日

ソテツ食い荒らすチョウ県内初確認、生息範囲拡大中/神奈川

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/0910070029/

 ソテツの若葉などを餌にする東南アジア原産のチョウ「クロマダラソテツシジミ」が県内で初めて確認され、急速に生息範囲を広げていることが7日、分かった。拡大の原因ははっきりしないが、幼虫に食い荒らされたソテツは枯死する恐れもあり、専門家は注意を呼び掛けている。

クロマダラソテツシジミ.jpeg
ソテツに止まるクロマダラソテツシジミ=横須賀市内、芦澤一郎さん撮影




ソテツの若葉を食べる幼虫.jpeg
ソテツの若葉を食べる幼虫=横須賀市内、芦澤一郎さん撮影


 横須賀市自然・人文博物館の内舩俊樹学芸員によると、9月24日に逗子市内で確認され、その後、横浜市金沢区から大磯町にかけて生息地が広がっているという。

 国内では1990年代に沖縄県で確認され、東海地方まで広がっていた。しかし、静岡県以北では確認されておらず、今年になって千葉県や東京都内で確認されていた。

 内舩学芸員は発生の原因について「自力で飛んできたか、植栽されたソテツに卵や幼虫が付着して拡大した可能性が考えられる」としている。また、地球温暖化の影響を指摘する専門家もいる。

 ソテツシジミは繁殖力が高い。6月から11月後半ごろまでは活動が盛んなため、さらに生息区域や食害の被害が広がる可能性がある。内舩学芸員は幼虫を見つけたらこまめに除去し、同博物館にも連絡するよう呼び掛けている。

 ◆クロマダラソテツシジミ 羽を広げた大きさが約3センチのシジミチョウ科のチョウ。灰色っぽい羽の外側にまだら模様があるのが特徴。柔らかいソテツの葉に産卵し、幼虫はソテツの若葉を食べて成長する。
(2009年10月7日 カナロコ)



(´-`).。oO(庭木のソテツがピンチですね・・・)
ラベル:害虫 生息分布
posted by まろんど at 04:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 蝶・蛾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月12日

渡りチョウの生態調査、アサギマダラの羽に記号書き込み放つ…広島・庄原

http://osaka.yomiuri.co.jp/animal/genre3/20091010-OYO8T00467.htm

 長距離を移動する“渡りチョウ”として知られるアサギマダラがどこまで南下するのか生態を調査しようと、総合学習で自然観察に取り組んでいる広島県庄原市立東、高両小児童が9日、市内で採取された4匹に目印の記号を書き込んで放した。

アサギマダラ.jpg

記号を書き込まれた後放されたアサギマダラ(庄原市立東小で)


 アサギマダラは体長5〜6センチ。夏は標高約1000メートルの高冷地で生息、秋に南下し、翌春に北上する。山形県から2246キロ離れた沖縄県の与那国島へ移動した報告事例もあるという。

 庄原市三日市町の国営備北丘陵公園で昨年10月中旬、羽にアルファベットと数字が書き込まれた個体を入園客が発見、長野県で約1か月前に記号が記されたものと判明した。同公園は両小にアサギマダラの生態観察を提案、6月にはアサギマダラがその蜜を好むフジバカマを同公園内に植えるなど取り組みを始めた。

 この日は、動植物の生態を研究している同市川手町の県文化財保護委員会等連絡協議会理事、伊藤之敏さん(68)が採捕していたアサギマダラを両小に2匹ずつ提供。児童代表が油性サインペンで羽に記号を書き込み、グラウンドで放った。

 東小3年吉永美咲さん(9)は「無事に南へ渡り、発見されて連絡があればうれしい」と期待していた。
(2009年10月10日 読売新聞)




(´-`).。oO(ちょっとロマンチックな調査ですね・・・)
posted by まろんど at 01:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 蝶・蛾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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