2009年12月27日

子どものための「昆虫食」の本が出た

http://www.excite.co.jp/News/bit/E1261619650012.html

以前、イナゴの記事をコネタで書いたことがあるが、自分のように長野出身で「イナゴの佃煮」を家で作っていたような環境にあっても、自分では食べない……という人は案外多いもの。
まして今はイナゴなど、食用になる虫もずいぶん減っているし、虫そのものに触れる機会も少なくなっていて、「虫を触れない」なんて子どもも少なくないかもしれない。

ところで、そんな「昆虫食」に関する、子どものための本が出た。

『虫はごちそう!』(小峰書店)だ。



子ども向けに、「昆虫食」のことをまじめに考えた一冊です。


タイトルからわかるように、「虫を食べる=ゲテモノ」的な発想からはほど遠い。また、私がよく他県の人に言われる「長野の人って虫を食べるんでしょ。海がないから、魚とれなくて、たんぱく質がとれないもんねー」的なスタンスでもない。

著者は、これまで20カ国以上を訪れ、昆虫食の研究を続けてきた立教大学の野中健一先生。東南アジアのラオス、アフリカのカラハリ砂漠、日本の岐阜などを中心に、自然と人間との様々なかかわりが描かれた本である。

「虫はおいしいから食べられているのです。『ほかに食べるものがないから食べている』『貧しいから食べている』というものではないのです」と編集部の渡邊航さん。
たとえば、同じ量の肉よりも高い値段で売られ、コクのある味が外国人観光客に人気というコオロギ。私も仕事で食べたことがあるが、唐揚げなどにすると、本当に美味しかったのを記憶している。
また、サナギになる直前の、糞を出し切り、最も脂がのったタイミングを見計らって採られるフンコロガシの幼虫(ラオス)。灰のなかで蒸し焼きにすると、ほくほくした食感がおいしいイモムシ(カラハリ砂漠)など……。

野中先生がこの本に込めた思いについて、こう語る。
「虫にも旬があり、採るためのさまざまなくふうがあり、おいしく食べるための料理法があり、食卓で分かち合う喜びがあります。それはとても高度な文化です。タイトルの『ごちそう!』には、こうしたことを伝えたいという思いが込められているんですよ」

世界中で、身の回りでよく見かけられる虫たち。でも、同じ虫であっても、好かれたり嫌われたり、食べられたり、気味悪がられたりと、接し方は国・地域・人々によって異なるもの。それは同時に、自然への接し方の違いを見られるところでもある。

この本のなかでは、虫の採り方、調理の仕方、暮らしの中でのかかわりなどについて触れているとともに、実物大の虫イラストがあったり、クロスズメバチが卵から育ち、巣づくりし、人間に採られ、煮つけられて「はちの子ご飯」になるまでのプロセスがパラパラ漫画で表現されていたりと、遊び心も随所にちりばめられている。

また、「日本で食べられてきた虫たちの地図」もあるので、自分や友達・知り合いの出身地をチェックしたりという楽しみ方もできそう。

「虫」を通じて、日本の知らない地域、さらに世界の人たちの暮らしや価値観をのぞいてみては?

(2009年12月25日 エキサイトニュース)




(´-`).。oO(食料としての虫は、ムシできぬ魅力がありますね・・・)
ラベル:虫と子供
posted by まろんど at 04:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 虫全般・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月26日

米NYに謎の新種ゴキブリ繁殖中!?高校生ペアの調査で浮上






(´-`).。oO(新種のゴキブリって胸が熱くなるニュースですね・・・)
ラベル:新種
posted by まろんど at 04:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ゴキブリ・シロアリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月25日

蚊の繁殖妨げマラリア抑制する方法、英研究者が発表

http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-13071720091222

 [ロンドン 22日 ロイター] 英研究グループは22日、アフリカでのマラリア感染の主要な媒介生物とされるガンビアハマダラカという種類の蚊について、一生に一度しか交尾をしないため、それを妨げることによって大幅に繁殖を抑えることができるという研究結果を発表した。 

 インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究者らによると、蚊の受精には「交尾栓」という器官が重要な役割を果たしており、これを取り除いたりすることで効果的な交尾ができなくなるため、蚊の数を減らすことができるようになるという。

 研究グループは、トランスグルタミナーゼという酵素が蚊の精液に含まれるたんぱく質に働きかけることでゼラチン状の塊となり交尾栓が形成されることも突き止め、実験ではこの酵素を取り除くことで繁殖を止めることができた。この方法をスプレーなどを使い野外でも応用できれば、「マラリアに対する戦いの新たな武器の1つ」になる可能性があるという。 

 世界保健機関(WHO)は先週、資金の増加により、マラリア対策に効果が現れ始めていると発表していた。




(´-`).。oO(不妊化した雄を大量放流するやり方じゃダメですかね・・・?)
posted by まろんど at 03:48| Comment(0) | TrackBack(0) | ハエ目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月24日

南京虫、共生の細菌からビタミンもらってた 産総研確認

http://www.asahi.com/science/update/1223/TKY200912230122.html

 人の血を吸う昆虫のトコジラミ(別名、南京虫)が、共生している細菌から栄養素として必要なビタミンB類の供給を受けていることを、産業技術総合研究所が確かめた。トコジラミ対策に応用できる可能性もある。近く米科学アカデミー紀要で発表される。

 トコジラミは殺虫剤の普及で一時激減したが、近年、被害が再び増えている。体内に細菌のボルバキアがいることは知られていたが、なぜかは不明だった。

 産総研の深津武馬・生物共生進化機構研究グループ長らは、日本と豪州のトコジラミ105匹からDNAを抽出、すべてでボルバキアの遺伝子を検出した。トコジラミに抗生物質入りの血液を与えてボルバキアを除くと、卵の孵化(ふか)率が激減し、幼虫はほとんど成虫に育たなかった。ボルバキアがトコジラミの成長や繁殖に重要とわかった。

 トコジラミのえさである血液にはビタミンB類が少ない。血液にビタミンB類を補充すると、ボルバキアを除いたトコジラミも普通に成長したため、ボルバキアがその供給役だと考えられた。

 ボルバキアは昆虫の6〜7割に寄生しているとされるが、「トコジラミでは必要な栄養素を供給する相利共生関係にあることを初めて実証できた」と深津さん。共生するボルバキアを標的とすれば、他の昆虫や哺乳(ほにゅう)類に影響の少ない薬剤を開発できる可能性があるという。(2009年12月23日 朝日新聞)




(´-`).。oO(寄生虫の弱点発見か・・・)
posted by まろんど at 03:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 寄生虫・クマムシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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