2009年12月15日

ショウジョウバエもアルコール依存症に

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=44155772&expand

 酒飲みの行動は人間もハエも変わらないようだ。最新の研究によると、ハエはアルコールに病みつきになると、嫌いなものを混ぜても飲むようになり、無理に禁酒させると後に中毒症状が再発するという。人間とショウジョウバエの化学経路は類似しているため、今回の発見が、依然として不明部分が多い人間のアルコール依存症に関する遺伝子レベルの研究や、新しい治療法の開発に貢献すると研究チームは期待している。

ショウジョウバエ.jpg


 ショウジョウバエは、主に繁殖率が非常に高いといった理由から、遺伝子実験でモデル生物として広く利用されている。中毒症状やアルコール耐性についても、ショウジョウバエを使った実験を通じて研究が進められてきた。

 今回の最新研究は、常習化した中毒症状に照準を合わせている。研究チームの一員でアメリカにあるカリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)で神経科学を専行する大学院生のアニタ・デビネニ(Anita Devineni)氏は次のように話す。「中毒症状のような薬物依存の根源にどのような遺伝子が働くのか解明できるように、今回はさまざまな条件の下で詳細な観察を行った」。

 研究チームはハエに2種類の液状食を与えた。一方にはアルコールの一種のエタノールが含まれている。エサの選択に関しては何の制限も設けなかったが、1日に1度しか補充しなかった。

 すると、ハエはアルコール入りのエサの方を好み、ますます欲しがるようになった。時間が経過するにつれてアルコール入りを選ぶ回数が増加していったのである。

 中毒症状の程度を調査するため、研究チームは2つ目の実験として、アルコール入りのエサにショウジョウバエが嫌う化学物質を混入した。しかし、ハエはそれでも飲み続けた。

 さらに、3日続けてアルコール分を抜いたエサを与えた。およそ1カ月間というハエの寿命を考えれば、相当な長期間といえる。

 しかし、再びアルコール入りのエサが出た途端、ハエは酒飲みに戻り、禁酒以前と変わらない極端な水準で摂取し始めたのである。この行動は、禁酒後にアルコール依存症が再発した人間の症状と非常によく似ているという。

 研究チームの一員でカリフォルニア大学サンフランシスコ校の生化学者ウルリキ・ヘバライン(Ulriki Heberlein)氏は、「再発時の行動は生物学的プロセスによって制御されていると考えられ、このプロセスはハエと人間の両者で共通している可能性がある」と話す。

 研究チームは、再発の根源を成す遺伝子の特定を次の目標としている。こういった研究を通じて、アルコール依存症患者がアルコールを永久に断つための薬物療法の道が開ける可能性がある。

 今回の研究は、12月10日発行の「Current Biology」誌に掲載されている。

Photograph by Bianca Lavies, NGS

(December 14, 2009 ナショナルジオグラフィック ニュース)




(´-`).。oO(麻薬中毒やネトゲ中毒になるハエもそのうち見つかるのかな・・・?)
ラベル:実験 新発見
posted by まろんど at 08:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ハエ目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月14日

クマムシのゲノム解読=固有遺伝子多数、乾燥耐性解明へ−東大など

http://www.jiji.com/jc/zc?k=200912/2009121000048

 乾燥や高温、強い放射線などの極限環境に耐えられる微小な動物「クマムシ」の全遺伝情報(ゲノム)を、東京大と慶応大、国立遺伝学研究所、情報学研究所の研究チームが世界で初めて解読した。乾燥して生命活動が停止した「乾眠」状態が数年以上続いても、水分さえあれば復活するメカニズムの解明が期待される。研究成果は、横浜市で開催中の日本分子生物学会で10日発表された。

クマムシ.jpg


 国枝武和東大助教によると、乾燥耐性を担う遺伝子を突き止め、その働きを化合物で代替すれば、細胞を薬物処理して乾燥保存できる可能性がある。身体の多様な細胞に変わるヒトの万能細胞「人工多能性幹(iPS)細胞」などを再生医療に応用する際、長期凍結保存するコストがネックとなるが、乾燥保存技術を開発できれば、実用化が進むという。
 解読対象は、堀川大樹米航空宇宙局(NASA)研究員が、札幌市内の路上の乾燥したコケから採取した「ヨコヅナクマムシ」(体長0.3ミリ)。クマムシはこれまで飼育が難しかったが、ヨコヅナクマムシは、寒天培地の上でクロレラを餌として与え、交尾なしの単為(たんい)生殖で産卵させ、増やすことができた。約2万5000匹からDNAを抽出して分析した結果、ゲノムのサイズは約6000万塩基対、遺伝子は約1万5000個と推定。このうち約1万2000個が、ほかの動物にはない固有の遺伝子だった。(2009/12/10 時事通信)




(´-`).。oO(ついにクマムシが・・・胸が熱くなるな・・・)
ラベル:遺伝子
posted by まろんど at 08:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 寄生虫・クマムシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月13日

岡山県中北部で新種の甲虫みつかる

http://svr.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2009121020523718/

 岡山県中北部で新種の微小な甲虫が見つかっていたことが10日、分かった。発見、採集したのは林原自然科学博物館(岡山市北区下石井)の鈴木茂研究員(56)。新種は岡山県出身の犬養毅元首相にちなみ「イヌカイヒゲブトチビシデムシ」(学名コロン・イヌカイイ・ホシナ)と名付けられ、11日から倉敷市立自然史博物館(同市中央)で展示される。

イヌカイヒゲブトチビシデムシ.jpg

高梁市内で採集された新種の甲虫(雄)


 コウチュウ目タマキノコムシ科ヒゲブトチビシデムシ亜科の一種で体長3ミリの楕円(だえん)形。焦げ茶色の体に太い触角が特徴。同自然史博物館によると同亜科は地中にすみ、菌類を食べるとされるが、生態の詳細は不明という。

 趣味で昆虫類調査を行っている鈴木研究員が2005、06年の夏ごろ、高梁市と奈義町で小さな虫を捕獲するわなを使って雌雄15匹を採集。保科英人福井大准教授(昆虫分類学)が新種と鑑定して名前を付け、1日発行のオランダの昆虫学会誌で発表した。

【12/11 詳しくは山陽新聞紙面をご覧ください。】




(´-`).。oO(話せばわかる・・・犬養毅です・・・)
ラベル:新種
posted by まろんど at 01:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 甲虫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月12日

宇宙のチョウ、浮けど飛べず 宇宙ステーションで実験

http://www.asahi.com/science/update/1207/TKY200912070170.html

【ワシントン=勝田敏彦】米カンザス大などのチームが、無重力状態の国際宇宙ステーション(ISS)でオオカバマダラと呼ばれるチョウを飛ばす実験をしたら、うまく飛べないことがわかった。

オオカバマダラ.jpg

国際宇宙ステーションで、成長して飛べるかどうか調べられているオオカバマダラ
=米カンザス大などの研究チーム提供


 実験は、無重力でもチョウの幼虫がちゃんと成虫に成長し、飛べるかどうかなどを確かめるのが目的。チームは11月16日打ち上げのスペースシャトル・アトランティスに幼虫3匹を載せてISSに送った。

 3匹はさなぎを経て、見たところ地上と変わらない成虫に成長した。だが、無重力のかごの中で浮いていることはできるものの、羽ばたいて飛ぼうとすると、壁にぶつかるばかりでうまく飛べないことがビデオで確認された。無重力が何らかの影響をしているらしい。

 ISSでは昨年3月、土井隆雄飛行士がブーメランを飛ばす実験をしており、地上と同じようにちゃんと手元に戻ってきた。 (2009年12月7日 朝日新聞)





(´-`).。oO(こっちにもうちょっと画像があります・・・)



史上初! 宇宙で羽化した蝶
http://www.gizmodo.jp/2009/12/post_6480.html
http://www.flickr.com/photos/32587739@N07/sets/72157622645748488/



(´-`).。oO(まあ、ちょっとグロいんですけどね・・・)
posted by まろんど at 04:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 蝶・蛾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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