2009年08月16日

ニホンミツバチ、CO2と熱で天敵撃退 京都学園大教授ら確認

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009081300108&genre=G1&area=K00


 ニホンミツバチは天敵のオオスズメバチに襲われた際、熱と二酸化炭素(CO2)を武器に応戦していることを、京都学園大(亀岡市)バイオ環境学部の坂本文夫教授と菅原道夫客員研究員が突き止めた。研究成果が英科学誌ネイチャーなどで紹介された。ニホンミツバチが集団で天敵を囲み、熱で殺すことは知られていたが、CO2の作用も明らかになったことで、有害物質を使わない害虫防除法の開発へ道が開ける、としている。

 ■害虫駆除へ応用期待

 ニホンミツバチの巣にオオスズメバチが侵入すると、200〜300匹の働きバチが一斉に周りを囲み「蜂球(はちだま)」をつくる。取り囲んだ働きバチは羽を動かす筋肉を激しく震わせ、発する熱で天敵を殺すとされていた。


「蜂球」をつくるニホンミツバチ.jpg

天敵を囲み「蜂球」をつくるニホンミツバチの働きバチ(坂本文夫教授提供)



 蜂球ができて約10分後にスズメバチは死ぬが、その時の球内温度が46度なのに対し、恒温器を使った実験では48度にしないと10分では死ななかった。坂本教授たちは、発熱時の運動で働きバチが出すCO2に着目。球内のCO2濃度は3%で人間の呼気とほぼ同じだと突き止め、恒温器内も同濃度にして実験すると、46度でもスズメバチが死んだ。「ニホンミツバチの武器は熱が主役であることは間違いないが、CO2も使って致死温度を下げていることが分かった」(坂本教授)という。

 国内には明治期に持ち込まれた熱帯原産のセイヨウミツバチもいるが、集団で天敵に立ち向かうのはニホンミツバチだけ。ニホンミツバチは長く天敵と共存してきたため、進化の過程で対処法を身につけたとみられるが、発表した論文は「民族性と重ね合わせているのか、海外での関心が高い」(同)という。
 坂本教授は「CO2は昆虫の脳内伝達物質に作用することが知られている。工業生産などで出るCO2を活用すれば、植物にやさしい害虫駆除の仕組みがつくれるのでは」と話している。



(´-`).。oO(二酸化炭素も武器にしてたのか・・・)
posted by まろんど at 00:10| Comment(0) | TrackBack(0) | ハチ・アリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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