2009年09月26日

「ヒメタイコウチ」児童の手で成虫に

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/news/20090924-OYT8T01085.htm

 五條市立阪合部小学校(山脇豊校長)の5年生児童(22人)が、県の絶滅寸前種に指定されている水生昆虫「ヒメタイコウチ」の飼育に今年から取り組み、卵から成虫を育てることに成功した。10月にも国土交通省が整備した近くのビオトープ(生物生息空間)に放す予定にしている。

ビオトープへの10月の放虫を楽しみにしている児童たち.jpg

ビオトープへの10月の放虫を楽しみにしている児童たち(五條市立阪合部小学校で)


 タガメによく似ているヒメタイコウチは、湿地帯に生息。水深が深いとおぼれ死ぬことがあり、羽を持ちながらも飛べないのが特徴という。

 地元の水田の用水路や河川の堤防脇で生息していたが、近年は道路整備や埋め立てなどが進んだ影響で、ほとんど見られなくなった。

 同市内では、8年前に京奈和自動車道路の建設などが行われた際に、同小近くで確認され、国土交通省がヒメタイコウチなどが生息できるビオトープの整備を進めている。

 児童たちは、4月に市内の市民グループ「五條のヒメタイコウチを守る会」(窪田敏代表)から成虫24匹を譲り受け、水ゴケなどを入れた水槽で約100個の卵を孵化(ふか)させた。水量の調整やエサのダンゴムシを与えるなどし、夏休み中は自宅に持ち帰って飼育を続け、7匹の成虫を育てている。西谷菜那さん(10)は「自然に帰してあげるのが一番いい」と放虫を心待ちにしている。

 市内の昆虫学者などでつくる「五條市周辺希少種保全対策協議会」は、30日午後1時半から同小で「ヒメタイコウチの保全と飼育」をテーマにセミナーを開催。同小での飼育活動の成果も報告され、地域の自然の保全に向けた取り組みなどについて話し合う。
(2009年9月25日 読売新聞)




(´-`).。oO(タガメも数が激減してますよね・・・)
posted by まろんど at 12:13| Comment(0) | TrackBack(0) | カメムシ目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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