2009年12月31日

虫好き校長と児童の博物館

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20091230-OYT8T00080.htm

生物写真と標本を展示 日立の小学校

 日立市金沢町の市立金沢小学校の理科室に「自然博物館」が完成した。「虫好きな先生」と子どもたちから慕われている石川善憲校長(58)が、児童と一緒に校内や学区内で見つけた生物の写真と標本などを展示している。「学校周辺の自然を学習に結びつけたい」。石川校長の意向で設置された博物館は、近くの幼稚園児や住民も見学に訪れ始めるほど評判になっている。

 展示しているのは、昆虫や野鳥の写真約200点、標本約20点。写真は石川校長が赴任してから3年間に、校内などで撮影した。「初めは、児童に『何しているの』と不思議がられた」という。そのうち児童も昆虫などを見つけては校長室を訪れるようになり、身近な自然への関心が広がっている。

 植物の葉の裏をのぞき込んだり、落ち葉の中を探したり、石をひっくり返してみたりと、今では児童も石川校長をまねて熱心に探している。

金沢小自然博物館.jpg

理科室の一部を利用して完成した「金沢小自然博物館」で、メダカを観察する児童と石川校長。
後ろの写真は、学校周辺で見つかった生物


 県内12例目の発見という希少種のタカチホヘビとシロマダラヘビの標本、写真展示している珍しいコカブトムシなども児童の発見だ。校内では地球温暖化で生息域が北上したと見られるガの仲間ビロードハマキ、コガネムシの仲間ヨコヅナサシガメなども見つかっている。

 昆虫や野鳥は、児童が図鑑などで名前を調べて展示。石川校長が撮影した写真には生物の特徴の解説を付けるとともに、温暖化などを考えさせるような設問も添えるなど、児童の興味を高めるよう工夫も凝らした。

 教壇に立っていた頃から、教材用に科学的な写真を撮影してきた石川校長は「野鳥や昆虫は、ファーブル昆虫記のように国語とも関係がある。美術など図工の題材にもなる。観察して調べることで児童の関心を呼び覚ましたり、コミュニケーションにもつながっている」と、博物館設置の狙いを説明している。

 住宅団地外れの山すそにある同小は、神社の雑木林とも隣接するなど自然環境に恵まれており、石川校長は、今後も展示写真を随時入れ替えていくつもりだ。
(2009年12月30日 読売新聞)




(´-`).。oO(ほのぼのしますね・・・)
ラベル:虫と子供
posted by まろんど at 06:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 虫全般・研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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