2010年02月05日

世界初 マラリアワクチン 阪大グループ実用化目指す

http://osaka.yomiuri.co.jp/science/news/20100201-OYO8T00374.htm

 大阪大微生物病研究所の堀井俊宏教授のグループが、マラリアの最大規模の流行地域であるアフリカ・ウガンダで、発症を防ぐワクチンの実用化へ向けた臨床試験を3月にも開始する。2005年に日本国内で行った接種試験で、人体への安全性と、病原体のマラリア原虫を攻撃する物質(抗体)が血液中で増えることを確認しており、現地での試験を踏まえ、来年以降、発症を抑える効果の有無などを調べ、世界初のマラリアワクチン開発を目指す。

 堀井教授らは、増殖する原虫の体を包むように現れるたんぱく質「SERA」に着目。抗体がこのたんぱく質を攻撃し、原虫を殺す様子を実験で観察した。過去のウガンダでの調査で、SERAへの抗体を持つ子どもはマラリア特有の発熱がなく、原虫が増殖しにくいことも確認し、これらの成果をもとに阪大微生物病研究会が製剤化に成功した。

 今回の現地での臨床試験は、3月以降に4か月かけ、6〜20歳の84人、21〜40歳の56人に接種する予定。流行地域では初めてで、ワクチン接種者がマラリアを発症するかどうかも予備的に観察できるという。

 世界保健機関は、マラリア患者は世界で5億〜3億人と推計。ワクチン開発は1980年代から世界中で展開されてきたが、マラリア原虫のたんぱく質は変異しやすく、成功例はない。

 堀井教授は「接種者の中で発症が少なければ、世界初の実用化に向けた貴重な材料になる」と話している。
(2010年1月31日 読売新聞)




(´-`).。oO(日本の蚊帳と蚊取り線香のマラリア対策効果も侮れない・・・)
ラベル:虫と人の病気
posted by まろんど at 04:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 寄生虫・クマムシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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