2010年03月10日

英、タデ食う虫を日本から輸入 天然除草剤に

http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010030901000230.html

 【ロンドン共同】19世紀に観賞用として日本から持ち込まれ、英全土に広がって在来植物を駆逐しているタデ科の植物イタドリの駆除のため、日本からこれを枯らす虫を輸入し放つことが9日決まった。英環境・食料・農村省が明らかにした。同省によると、外国の虫を天然の除草剤として使うのは欧州で初めて。

蓼食う虫.jpg

日本から輸入し、英国に放つことが決まったイタドリマダラキジラミの成虫
(英環境・食料・農村省提供・共同)


 イタドリは日本など東アジア原産の多年草で高さ約1メートルに成長する。アスファルトを突き破って成長するため、英国全体で駆除や道路補修などに年1億5千万ポンド(200億円)かかっている。

 輸入するのは、世界文化生物大図鑑(世界文化社)によるとカメムシ目キジラミ科のイタドリマダラキジラミで体長約2ミリ。専門家ディック・ショー氏らは、日本では、英国にいないこの虫などがイタドリの汁を吸って枯らすため被害が少ない点に着目。英国に入れた場合の生態系への影響を数年かけて調査、同省が問題ないと判断した。

 ショー氏が九州大の協力を得て行った調査によると、英国のイタドリは長崎県で繁茂しているものと同種。虫は熊本県で採取、輸入する。(2010/03/09 【共同通信】)






(´-`).。oO(蓼食う虫も好かれると・・・)
ラベル:生物農薬
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2010年02月25日

理化学研究所とJSTなど、世界的な農業害虫「アブラムシ」のゲノム解読に成功

http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=244562&lindID=4

世界的な農業害虫「アブラムシ」のゲノム解読に成功
−ユニークな昆虫のユニークな遺伝子レパートリーを解明−

◇ポイント◇
●重複による遺伝子増幅は昆虫で最も多く、逆に免疫関連の遺伝子は大幅に減少
●細菌から獲得した約10種の遺伝子を同定、複雑な進化の過程が明らかに
●ゲノム情報を基に、安全で効果的な害虫防除法の開発が可能に


 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)、独立行政法人科学技術振興機構(JST、北澤宏一理事長)と大学共同利用機関法人自然科学研究機構基礎生物学研究所(岡田清孝所長)らは、世界的な農業害虫として知られるアブラムシ(※1)のゲノム解読に成功しました。これは、理研基幹研究所(玉尾皓平所長)宮城島独立主幹研究ユニットの中鉢淳ユニット研究員、宮城島進也独立主幹研究員および基礎生物学研究所の重信秀治(JSTさきがけ専任研究者)らをはじめとする国際アブラムシゲノム解析コンソーシアム(The International Aphid Genomics Consortium)(※2)による国際共同研究の成果です。

 アブラムシは、植物の師管液を餌とする小型の昆虫で、集団で植物の栄養分を奪うばかりでなく、植物ウイルスを媒介するため、世界中の農作物に深刻な被害を与えています。またアブラムシは、師管液に欠けている栄養分を合成する共生細菌「ブフネラ(※3)」を「菌細胞(※4)」に収納して、1億年以上にわたり親から子へと受継いでいるのをはじめ、さまざまな微生物と緊密な関係を持っています。さらにアブラムシは、環境条件の変化に応じて単為生殖(※5)と有性生殖(※5)を切換えたり、翅(はね)を生やさなかったり生やしたりと、変幻自在にさまざまな表現型(※6)の個体を産出します。こうしたきわめてユニークな生物学的特性を持つため、アブラムシは重要な農業害虫であると同時に、基礎生物学的に重要なモデル生物としても注目されています。

 今回の国際共同研究による解析では、昆虫として最多となる約35,000個の遺伝子をアブラムシゲノムから検出し、(1)生殖、遺伝子発現調節、シグナル伝達、ウイルス媒介関連など約2,500グループ、総数約13,000の遺伝子がアブラムシ特異的に増幅している(2)ほかの昆虫では保存されている免疫関連の遺伝子が大幅に減少している(3)アブラムシの遺伝子セットは、ブフネラと相補的な代謝系を構成する(4)10種類以上の遺伝子が細菌からアブラムシゲノムに水平転移(※7)し、その多くが菌細胞で高発現している、といった事実を明らかにすることができました。

 本研究成果は、米国のオンライン科学雑誌『PLoS Biology』(2月23日号)に掲載されます。さらに、英国の科学雑誌『Insect Molecular Biology』のアブラムシゲノム特集号をはじめ、複数の科学雑誌に多数の関連論文が掲載されます。成果の一部は、JST戦略的創造研究推進事業個人型研究(さきがけ)の「代謝と機能制御」研究領域における研究課題「複合系の代謝制御−アブラムシ細胞内共生系をモデルとして」(研究代表者:重信秀治)によって得られました。
(以下は引用元で 2010/02/23 日経プレスリリース)

世界的な農業害虫「アブラムシ」のゲノム解読に成功
http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2010/100223_2/index.html



(´-`).。oO(薄めた牛乳を霧吹きで吹き付けると葉っぱのアブラムシは死ぬ、豆知識)
ラベル:遺伝子 害虫
posted by まろんど at 06:21| Comment(0) | TrackBack(0) | カメムシ目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月12日

背中にハート型に見える模様を持つカメムシが注目を集めています。

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00171574.html
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20100210/20100210-00000574-fnn-loc_all.html

ハートのカメムシ.jpg


バレンタインデーを前に、背中にかわいらしいマークを持っている虫が注目を集めています。
枯れ草の下にいる虫は、背中にハート型に見える模様を背負っています。
この虫は、越冬するカメムシの仲間で、「エサキモンキツノカメムシ」といいます。
カメムシというと、とても嫌なにおいを発することで知られていて、嫌われることが多いですが、このかわいらしいマークのおかげで、人気を集めているようです。

(02/10 FNNニュース)



(´-`).。oO(バレインタインとか死ねばいいのに・・・)
posted by まろんど at 00:51| Comment(0) | TrackBack(0) | カメムシ目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月09日

国内最小級のチッチゼミ抜け殻激減 城陽・7日報告会

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100204000058&genre=H1&area=K20

 市民団体「城陽生きもの調査隊」は、京都府城陽市内で続けてきたセミの抜け殻と、青谷川の生態系に関する調査報告会を、7日午前10時から同市市辺の青谷コミュニティセンターで開く。国内最小級のチッチゼミ(全長約2〜3センチ)の抜け殻の激減ぶりなどが発表される。

 同隊は1996年に発足し、地元を中心に約80世帯が加入する。

 抜け殻調査は、2003年から市東部の3カ所の森に15メートル四方の調査区域を設けて、毎年7〜9月に採取を続けてきた。

 チッチゼミは04年の33個をピークに減少し、08年はゼロ、昨年は1個だけ確認できた。またアブラゼミは03年1124個、04年248個のように奇数年に増えて偶数年に減る傾向が浮き彫りになった。

 チッチゼミの激減に関して、隊員で府立高教諭の久田晴生さんは「大きな生息地だった宇治市南部の森が開発された影響では」と推測する。

チッチゼミ抜け殻.jpg

激減したチッチゼミの抜け殻=城陽生きもの調査隊提供


 一方、青谷川本流の調査は、井上泰江・同志社大講師を中心に2000年にスタート。毎年春に濁度と水生昆虫を調べてきた結果、近年の濁りは当初に比べて半分以下に解消されたほか、ほとんどいなかった水中昆虫が10種類ほど確認できたという。井上講師は「多種多様な昆虫が川に戻りつつあるが、個体数が増えるには時間がかかる」とみている。

 報告会は定員50人。無料。申し込み不要。問い合わせは、城陽生きもの調査隊の田中昭夫さんTEL0774(64)4036へ。 

(Kyoto Shimbun 2010年02月04日)




(´-`).。oO(マイナーな虫は環境の変化であっさり絶滅しますよね・・・)
ラベル:生息分布
posted by まろんど at 01:45| Comment(0) | TrackBack(0) | カメムシ目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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