2010年02月07日

珍虫シタベニハゴロモ 加賀南部で大量発生

http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20100205/CK2010020502000183.html

昨夏、国内初

 県ふれあい昆虫館(白山市)は四日、後羽の美しさが特徴のカメムシの仲間の昆虫「シタベニハゴロモ」が昨夏に、加賀地方南部で大量に見つかったと発表した。国内では戦前に九州や沖縄、東京で散発的な発見記録があるが、国内で大量発生が確認されたのは初めて。

シタベニハゴロモ.jpg

加賀地方南部で確認されたシタベニハゴロモの雌=2009年8月(ふれあい昆虫館提供)


 昨年八月十四日、住民から「見たことがないチョウのような昆虫がいる」との連絡が同館に入り、同十七日、富沢章館長ら職員三人が現地を調査。捕獲して、カメムシ、セミなどカメムシ目の分類学研究が専門の林正美・埼玉大教授に同定を依頼し、シタベニハゴロモと確認された。

 生息地は公園や施設がある平野部五百メートル四方。植栽されているニワウルシ(別名シンジュ)に多くの成体が張り付き、樹液を吸っていた。その後の調査でニワウルシ約四十本とその周囲で成虫がみられた。総数は五千匹以上に達すると推測され、二〇〇五年には発生していたと考えられるという。富沢館長は「移入経路は不明だが外来種の可能性もある。周辺生態環境への影響や日本でのライフサイクルを調査し、他県で発生した場合に備え基礎データを作っておきたい」と話した。

 同館は五日から館内で標本や解説パネルのミニ展示をする。 (松本芳孝)

 ◇シタベニハゴロモ◇ カメムシ目ビワハゴロモ科の昆虫。インド、東南アジア、中国に分布。雌は羽を広げた長さが約5センチ、雄は一回り小さい約4センチ。名の通り後羽には鮮やかな赤い模様があり、前羽は灰色に黒点が散布している。飛ぶ力は弱く、数メートル程度を下降飛翔(しょう)する程度。ニワウルシ、センダンなどの樹液を吸うとされる。2006年に韓国での確認が報告された。

(2010年2月5日 中日新聞)




(´-`).。oO(確かに蝶みたいな羽ですね・・・)
ラベル:大量発生 珍種
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2010年01月11日

病害虫:かんきつ類の山や畑、温暖化で北上か 県南で最大2度上昇 /愛媛

http://mainichi.jp/area/ehime/news/20100108ddlk38040604000c.html

 ◇アカマルカイガラムシ、分布域広がる−−県「臨機応変に防除を」

 県内のかんきつ類の山や畑に、地球温暖化の影響で元来は見られなかった病害虫が広がってきている。99年ごろまでは九州などの温暖な地域にしか生息していないとみられていたアカマルカイガラムシ。県農林水産研究所の担当者は「気候の変動で、これまで想定されなかった病害虫が発生する可能性がある」と警戒している。

 同研究所によると、アカマルカイガラムシは、直径1〜2ミリ。かんきつ類などの幹や枝に取りつく。樹液を吸うため、放置すれば木が枯れてしまうという。薬による対処が早ければ被害を防ぐことができる。

 本来は、アメリカの果樹栽培地域の主要害虫。ところが約10年前、旧御荘町(現愛南町)で初めて生息が確認された。苗木に付着して移動したとみられる。その後、分布域は北上し、08年には初めて松山市内でも発見された。

 同研究所によると、宇和島市の冬場(1〜3月)の平均気温は、70年代と比較して、2000年代では0・1〜2・2度上昇。このため、冬に死に絶えるはずのアカマルカイガラムシが生き残っているとみられるという。体の色が茶色がかった赤色で幹や枝の色に似ているため、生産者が気付かないうちに広がる場合もある。

 また、ミカン農家にはよく知られているヤノネカイガラムシの毎年の発生時期も、ここ約40年で1週間程度早まって5月上旬になっているといい、同研究所は温暖化の影響と推測している。

 県内の病害虫の分布に詳しい同研究所病害虫防除所職員、窪田聖一さん(49)は「生産者は園の変化に目を配り、従来の防除の予定にとらわれず、臨機応変に対応することが必要」と話している。(毎日新聞 2010年1月8日)




(´-`).。oO(本当に地球が温暖化しているのかという疑問もありますが・・・)
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2010年01月06日

中国などから耐性強め飛来 イネウンカ被害拡大

http://kumanichi.com/news/local/main/20100104002.shtml

中国大陸などから気流に乗って飛来し、収穫前の稲を枯らす害虫イネウンカ類の被害が近年、熊本県など九州で相次いでいる。専門家は、飛来源のベトナムや中国で農薬使用量が増え、薬剤に耐性をもったウンカが増えたためと分析。県は被害の抑制に向け、効果的な薬剤や防除方法の調査に乗り出す。

イネウンカ類のうち、ベトナム北部から中国南部を経て日本に飛来する「トビイロウンカ」(体長約5ミリ)は、2005年に九州で大発生。県内でも稲が汁を吸われ、まとまって枯れる「坪枯れ」の発生した水田が約2千ヘクタールに及び、作況悪化の要因になった。以来、被害は08年を除き毎年確認されている。

中国東部から来る「ヒメトビウンカ」(体長3〜4ミリ)が媒介したウイルスで発生する「イネ縞葉枯病[しまはがれびょう]」の被害も、07年から県内で増加。一部地域では収量が減少する水田も出ている。

いずれのウンカ被害も、田植え前の苗箱に投入する効き目の長い薬剤が普及した90年代以降は激減していた。

九州沖縄農業研究センター(合志市)の難防除害虫研究チームによると、ベトナムや中国で農薬使用が増えた結果、「トビイロウンカ」の薬剤抵抗性が発達したとみられる。熊本でも薬が効きにくい個体が確認された。また中国で大発生している「ヒメトビウンカ」の飛来量も増え、日本の土着種と交配して薬の効き方が違うタイプが生まれているという。

松村正哉チーム長は「ウンカの飛来はその年の気象条件にもよるが、九州では今後も大発生と被害の拡大に注意が必要」と話す。

県は近くウンカ対策に効果の高い薬剤の選定調査に着手。地域ごとに薬剤抵抗性の特性を把握し「10年産作付けに向け、効果的な防除情報を現場に提供したい」(農業技術課)としている。(2010年01月04日 くまにちコム)




(´-`).。oO(「ウンカのごとく〜」の比喩でおなじみのウンカさんか・・・)
ラベル:害虫
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2009年12月09日

初雪:雪虫の大量発生から、平均19日だった−−ウェザーニューズ調査 /北海道

http://mainichi.jp/hokkaido/news/20091203ddlk01040268000c.html

 ◇「1週間」俗説より遅く

 民間の気象情報会社「ウェザーニューズ」(東京都港区)は2日、道内で「冬の訪れを告げる使者」とされる雪虫(ワタムシの俗称)=写真・同社提供=の大量発生から初雪までの平均日数は19日だったと発表した。「雪虫の初飛来から1週間後」との俗説より10日以上遅く、同社広報は「昔の経験による予測が通じなくなったのは、雪虫の発生を促す寒気と初雪をもたらす寒気の循環が延びているためと考えられる」と説明している。

 同社は俗説の正確さを確認するため、07年から毎年調査。今年も札幌、旭川、函館、釧路、網走市など道内8都市の約800人から寄せられた雪虫の発生日時、場所などの情報を集計した。それによると、大量発生から初雪まで最短だったのは網走の15日、最長は釧路の27日で、8都市平均では19日だった。08年は平均28日、07年は同24日で、3年間の平均では23日となった。(毎日新聞 2009年12月3日)




(´-`).。oO(これも虫の知らせってやつかな・・・?)
ラベル:生態 大量発生
posted by まろんど at 05:03| Comment(0) | TrackBack(0) | カメムシ目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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