2010年01月05日

エスカルゴ、ブルガリア産が急増 仏伊の養殖は衰退

http://www.asahi.com/food/news/TKY201001040147.html

 欧州の農業国ブルガリアで、食用カタツムリ(エスカルゴ)の生産が急増している。人件費の高い本場フランスやイタリアでカタツムリ養殖は衰退し、東欧諸国が仏伊のグルメ市場を支えているかたちだ。

キロフスキーさん.jpg

育てたカタツムリを見せるキロフスキーさん。倉庫には、カタツムリが詰まったかごが
幾重にも積み上げられていた=ブルガリア北部プレーベン、玉川写す


 「豚や羊を飼うより手間がかからないし、ずっと実入りがいい」。ブルガリア北部プレーベンの農家オグニャン・キロフスキーさん(46)は、他の農家に先駆けて8年前にカタツムリの養殖を始めた。現在、約7万平方メートルの「牧場」で養殖しているのは、大型のグロ・グリ(約30グラム)と小型のプチ・グリ(約10グラム)の2種類。

 4月ごろから、木枠で囲った牧場でクローバーなどのエサを与えながら太らせる。夏場はスプリンクラーで水をまいて温度や湿度を調節。商品になる直径約5センチ大に成長するのに野生だと2、3年かかるが、養殖なら半年ほど。フランスやイタリアから注文が増え、昨年は70トンを輸出した。従業員22人を抱える。

 本場フランスでは野生のカタツムリの捕獲が制限されているうえ、人件費が高いために養殖も伸び悩んでいる。ロイター通信によると、同国のカタツムリの年間消費量は約3万トン。これに対し約2万9千トンが輸入品だ。イタリアも年間消費量3万6千トンに対して2万4千トンを輸入に頼る。

 そこに新たなカタツムリ産地として台頭し始めたのが東欧諸国。業界関係者によると、卸値で1キロ当たり6ユーロ以上する仏伊産に対し、ブルガリア産は半値以下。欧州連合(EU)平均の約3分の1という人件費の安さが強みだ。

 ブルガリア農業は、冷戦終結やEU加盟で西欧から質の高い農産品が流れ込んで低迷した。農業従事者は2003年の79万人から07年には49万人まで減った。そんななかでカタツムリにくら替えする農家が増え、生産量も急増している。税関のまとめでは、06年に計1282トンだった輸出量は08年は計1973トンに増えた。日本への輸出も検討されているという。養殖農家は昨年末時点の150余りから、今年は倍増する勢いだという。

 食だけでなく、美容や健康といった付加価値をつける試みも始まっている。ブルガリア・カタツムリ養殖業者組合は一昨年、同国科学アカデミーと提携し、カタツムリのエキスを配合したスキンケアクリームなどを開発、販売に乗り出した。カタツムリが出すぬるぬるした分泌液に含まれるたんぱく質の分解酵素が肌を活性化し、傷の治りを早める効果もあるという。(2010年1月4日 朝日新聞)




(´-`).。oO(まあ貝だから普通に食えるよね・・・)
ラベル:虫ビジネス
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2009年12月11日

ナメクジ油 特許取得

http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000000912090001

◆津和野に伝わる虫さされ薬/商人地区住民21人「町おこし 起爆剤に」◆

 虫さされなどに効果があるとして、島根県津和野町商人(あきんど)地区に戦前から伝わる常備薬「ナメクジ油」の特許を、地区住民21人が取得した。「外皮用塗り薬・はり薬」としての効能が認められたもので、住民は「まちおこしのきっかけに」と期待を寄せる。(水田道雄)

ナメクジ油.jpg

ナメクジ油の瓶詰を手に「昔からうちの常備薬です」と話す田中瑞穂さん(右)と妻良子さん
=津和野町商人


 同地区の田中瑞穂さん(75)は、自家製の「ナメクジ油」の瓶詰を自宅に5、6本備えている。家の周りで捕まえた7、8センチから15センチほどのナメクジを数匹ずつ食用油に漬けたもので、数日前につくったばかりのものから約6年前の年代物まである。

 田中さんによると、昔は山仕事の際に必ず1本は腰にぶら下げて出かけ、「マムシにかまれ、隣の益田市の病院に向かった住民が、この油を塗って途中で痛みがなくなったので引き返した」などの逸話が残っているという。

 山あいの小さな集落をPRしようと7年前、地区の各世帯の代表者が連名で特許を申請し、今年6月に認められた。ただ、製品化や販売をするためには成分を検査機関で調べる必要があり、コストがかかって現段階では難しい。田中さんは「製薬会社などに特許権を譲渡するなどして地域の活性化につながれば」と期待する。

 漢方胃腸薬「一等丸」の製造で知られるタカツヤ伊藤薬局=同町後田=の経営者伊藤龍一郎さん(53)によると、ナメクジは中国の漢方薬を紹介する古い文献に「蛞蝓(かつ・ゆ)」として登場し、乾燥したものを粉にして飲んだり、塗ったりすると、せき止めやぜんそくの治療などに効果があるとされる。

 伊藤さんは「油と混ぜて使う方法は聞いたことがない。医者にかかるのが大変な時代に色々と知恵を出したのだろう。民間療法のユニークな発想を大切にしてほしい」と話す。 (2009年12月09日 朝日新聞)





(´-`).。oO(一方、かたつむりは化粧品になってるんですよね・・・)


カタツムリのエキスで化粧品 日本初
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/manufacturer/301101/
ラベル:虫ビジネス
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2009年11月26日

「青カタツムリ」イスノキに宿る アオミオカタニシ/「珍種」今帰仁で確認

http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-11-16-M_1-018-1_001.html?PSID=4518223a156209d90670aa19d433c5df

 【今帰仁】沖縄ではカタツムリのことを「チンナン」と呼ぶ。右は「オキナワウスカワマイマイ」で一般的によく見かけるカタツムリ。左は「アオミオカタニシ」で、方言ではオールー(青い)チンナンと呼ばれる。ヤマタニシ科で陸生貝類に分類。鹿児島から南西諸島、台湾、パプアニューギニアに分布し、石灰岩地域の森林や農地周辺の樹木に生息している。

アオミオカタニシ.jpg

右はよく見られるカタツムリ。左がオールーチンナン=今帰仁村湧川


 鹿児島県版レッドデータブックによると、同県や奄美諸島では絶滅したと考えられている。大きさは約1センチ。殻は白色の半透明で、薄く丸みを帯びた円すい形をしている。緑は体の色。触角が一対で一般的なカタツムリの二対と区別がつく。

 村湧川の植木店の庭先でイスノキの葉に付着していたのを発見。葉には食害があった。植木店を営む平安山英幸さん(51)は「昔は畑を囲むユシギにたくさんいたが、最近は見かけたことがなかった。小学生のころは貝の巻き方が左巻きか右巻きかで楽しんでいました」と話してくれた。(2009年11月16日 沖縄タイムス)




(´-`).。oO(沖縄には左巻きのカタツムリが多そうですね・・・)
ラベル:珍種
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2009年09月15日

絶滅種「サタミサキゴマガイ」59年ぶりに発見/南大隅町

http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=19255

 鹿児島県レッドデータブックが絶滅種に分類している陸産貝類ゴマガイ科のサタミサキゴマガイが南大隅町の山中で59年ぶりに生息が確認された。同町佐多岬周辺の固有種で日本貝類学会員の西邦雄さん(62)=宮崎市=が発見。8月に同会会誌に調査報告が掲載された。西さんは「近年、多くの陸産貝類の絶滅が危惧(きぐ)されている中で喜ばしい」と話している。

サタミサキゴマガイ.jpg

生息が確認されたサタミサキゴマガイ(西邦雄さん提供)


 同ブックの執筆者の一人で鹿児島大理学部の冨山清升准教授(48)は「文献に記録がある動植物が50年以上見つからない例は相当まれで貴重な発見」と話し、数年後に改訂される県レッドリストに反映させる予定という。
 サタミサキゴマガイは成貝で殻の長さ2.2ミリ、直径1.2ミリほど。西さんの調べでは1949年に採集され、53年に文献に登場している。その後は多くの研究者が探したが見つからなかったという。湿った落ち葉の下を好み、森林の伐採や開発により生息地が狭まったためとみられる。
 西さんは70年から佐多岬を調査。2000年から長男浩孝さん(33)=愛知県豊橋市=も加わった。海岸沿いから山中まで23地点を調査、08年5月に55個体が採集できた。
 喜ぶ一方、生息を確認できたのが1カ所だけだったことについて西さんは「分布域がかなり縮小していると思われる」と懸念。「分布状況や生態も明らかにし、生き残れるよう対策を講じる必要性がある」と話した。


(´-`).。oO(タニシみたいですね・・・?)
ラベル:絶滅危惧種
posted by まろんど at 09:42| Comment(0) | TrackBack(0) | かたつむり・ナメクジ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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