2010年04月15日

「ハエの超高速な空中ターン」、謎を解明

http://wiredvision.jp/news/201004/2010041320.html



ハエは、飛びながら急速に方向転換する。この「空中技」が繰り出せるのは、翅と胴体の接合部が、ぜんまい仕掛けのおもちゃのような働きをして、ほとんど自動的に体の向きを変えられるためであることが、最新研究によって明らかになった。

4月5日(米国時間)付で『Physical Review Letters』誌のオンライン版に掲載されたこの研究成果は、将来、飛行ロボットの性能向上に役立つかもしれない。

ショウジョウバエは、およそ4ミリ秒に1回はばたきをする。これは、神経細胞の発火スピードを大きく上回る速さだ。そして、このはばたきを18回行なう間に、体の向きを120度回転させられる。研究論文を執筆した1人、コーネル大学のItai Cohen氏はこの動きについて、「どの程度までハエが翅の動きを制御しているのか、そして、どの程度まで空気力学が利用されているのか」という疑問を抱いた。

この疑問を解明するため、Cohen氏らのチームは高速カメラを3台設置し、ハエを約10匹入れた箱の中央に向けた(下の動画参照)。ハエが箱の中央を横切ると、カメラが作動して1秒間に8000フレームを撮影するようにセットした。それと同時に、LEDライトを円形に並べたものを用いて、回転する縞模様の光を箱の内部に照射し、ハエが空中でUターンをするように仕向けた。

その結果、ハエが急速な方向転換を行なうときには、一方の翅が他方より傾いていることがわかった。これは、ボートを方向転換させるときに、一方のオールを他方より強く引くやり方と似ている。ハエの場合は空気力学が働くため、翅の傾斜角度にわずかな差をつけるだけで、方向転換を行なうことが可能になる。[別の記事によると、回転する側の翅の、前方へのストロークと後方へのストロークのピッチ角に9度の差がある(49度と40度)]

「基本的に、これらの昆虫は、空中を泳いでいるのに等しい。牽引力を使って、どこでも好きな方向へ漕ぎ進んでいるのだ」とCohen氏は言う。

研究ではさらに、ハエの動きと空気力学をシミュレートするコンピューターモデルを用いた分析が行なわれ、ハエの翅と体の接合部が、トーション(ねじり)ばねのような働きをすることが明らかになった。トーションばねは、ぜんまい仕掛けのおもちゃや、昔の時計に用いられているタイプのバネだ。ハエは、この「バネ」を制御する筋肉をわずかに動かすだけで、翅の傾斜角度を変え、方向転換を発動させることができるという。

研究チームは今後、ミツバチやトンボの飛行についても研究を行ない、より操縦しやすい飛行ロボットの開発に生かす予定だという。

WIRED NEWS 原文(English)

(2010年4月13日 WIRED NEWS)



(´-`).。oO(虫ロボ実用にまた一歩近づきましたね・・・)
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2010年04月09日

羽の模様決める遺伝子特定 ハエで米大学チーム

http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010040701000782.html

 ショウジョウバエの羽の模様をコントロールする遺伝子を特定したと、米ウィスコンシン大の研究チームが8日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。チョウなどの複雑な模様が形成される仕組みの解明につながるという。

 この遺伝子は「wingless」と呼ばれ、ハエの羽などの器官形成に関与することが知られている。人間を含む多くの哺乳類にもあり、ネズミでは毛の生える間隔を決めるなど、組織の位置関係を制御する働きがあるという。

ショウジョウバエの羽.jpg

野生のショウジョウバエの羽(上)と、wingless遺伝子を組み込んだショウジョウバエの羽
(越川滋行研究員提供)


 研究チームは、羽の模様が異なる複数種のショウジョウバエを調べ、模様部分で共通して働いている遺伝子に注目。この遺伝子をショウジョウバエの一種に組み込んだところ、その子孫で、本来は模様が無い部分にも黒い模様が現れた。チームはこの遺伝子が色素を合成する遺伝子に働き掛け、メラニン色素が作られたと結論づけた。

(2010/04/08 共同通信)



(´-`).。oO(ハゲ治療に光が見えた・・・?)
ラベル:遺伝子
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2010年03月21日

マラリアを媒介する「蚊」を使って「ワクチン接種」に成功

http://www.cnn.co.jp/science/CNN201003200020.html

(CNN) 毎年100万人の死者を出す原虫感染症「マラリア」を媒介する「蚊」を使って、マラリアの「ワクチンを接種する」研究が進んでいる。マウスを使った実験では、ワクチンの媒介役として成功したと、自治医科大学の吉田栄人准教授が英国の昆虫分子生物学専門誌に研究成果を発表した。

世界保健機関(WHO)によると、世界では毎年、約2億5000万人がマラリアに感染し、約100万人が死亡。アフリカでは子供の死因の2割がマラリアとなっている。

吉田准教授の研究チームは、マラリアを媒介するハマダラカを遺伝的に操作。マラリア原虫の増殖を阻害する物質を作らせたり、唾液腺に別の遺伝子を組み込んで発現させることに成功している。

蚊の唾液にワクチンを発現させることができれば、蚊に刺されることで病原菌ではなく、ワクチンを体内に注入することができるようになる。

吉田准教授は、遺伝操作した「蚊」による「ワクチン接種」は痛みもなく、費用もかからない手法だとして、実用化を目指している。(2010.03.20 CNN)





(´-`).。oO(なんかヤバイ技術のような気がする・・・)
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2010年03月11日

蚊帳によるマラリア抑制、効果みられず マラウイ





(´-`).。oO(魚の網とかに流用されて正しく使われてないんでしょうね・・・)
ラベル:虫と人の病気
posted by まろんど at 13:58| Comment(0) | TrackBack(0) | ハエ目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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